旬と故郷と涙の味
「昔、バックパック背負って世界一周旅行を
してた時、どこの国に行っても楽しく過ごして
いたのに、春になった瞬間、白アスパラが
食べれない悲しさがホームシックに繋がって、
どうしても我慢できずに故郷に飛んで帰った
ことがあるの。」という微笑ましいお話を
お客様であるフランス人女性からお聞きした
ことがあります。白アスパラの何が、そんなに
我々食いしん坊達の心を掴むのでしょうか?
白くて瑞々しくて艶やかだから?
フレッシュで高貴で美しいから?
まさに、今が旬。
フランスから続々と届いております♪
注文頂いてから皮を挽き、茹でたてのところを
オリーブオイルで香ばしくポワレします。
白ポルトでマリネしたフォワグラのテリーヌと
合わせて、キャラメリゼした鴨のソースで。
「フランスに帰って、すぐに白アスパラの
茹でたてを頬張った時のその美味しさは今でも
忘れられない。本当に涙が出るほど美味しかった。
まぁ、クルルの白アスパラの方が美味しいけど」
と(冗談だと思うけど)おっしゃって下さった
お茶目なマダム。白アスパラに関しては、
こんな風に何かしら思い入れをお持ちの方が
多いようです。
ホームシックにかかっている食いしん坊さん!
白アスパラ、御茶ノ水にもありますよ!!