食前に何を飲むか、みたいな事から その意気込みや
わくわく感がお客様から伝わってくる事がよくあります。
まずはスパークリングワインで喉をゆっくり潤しながら
メニューをじっくり眺めて食事のプランを練り上げていく
なんて場合もあるし、甘くて優雅なカクテルを啜ってから
ワインに移りたいというお客様もいらっしゃるし、ビール党は
勿論ビールで乾杯。立派で優秀な食前酒の1つですからね。
そして最初からワインをガッツリ飲みたいワイン党の皆さん…

好みの赤のボトルを最初に開けて、グラスに注いでから
前菜に合うグラスの白ワインを食前酒代わりに啜りつつ、
少しずつ開いていく赤ワインの様子をたまに確かめて…
なんて格好いい飲み方をされる方もいらっしゃいます。
最後のメインが来る頃には飲み頃になっているという
とてもよく考えられた「食いしん坊のプラン」ですよね。
または白のボトルを開けてから、たまに肉料理と赤ワイン
を合わせるとかね。皆さんそれぞれ自分にあったやり方で
楽しく献立を組み立てているのは「さすがだな」と思います。

基本的に食いしん坊は食に対してとっても真面目で貪欲。
食前酒を飲む飲まないに限らず、食事の前に「喰うぞー！」
と気分を盛り立てておくっていうのも、食事がより美味しくなる
秘訣かもしれませんね。「自分も今度こんな飲み方してみよう」
なんて、参考になる事が沢山あったりする今日この頃です。