ノエル金柑
金柑は貰うものだと思っていました。
おばあちゃん家の庭や親戚の庭、近所の人庭に
植えてある金柑の樹には、寒くなると実がびっしり
ついて、通りかかるたびに「これ持っていきな」と
大きな袋を渡されることが当たり前の日常でした。
さすがに今日の東京で「これ持っていきな」と
金柑をくれる人は現れませんが、その代わり
料理人が築地で美味しい金柑を見つけてきます。
宮崎産の美味しい金柑
![](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2017/11/383141E3-6587-47B4-8AF5-0EB937677650-300x225.jpeg)
艶々して見るからに美味しそう~
爽やかな酸味と柔らかな苦味‥‥
![Kinkon-1](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2017/11/84655EC7-3D88-4BC3-864A-9F11FD9A64F3-300x225.jpeg)
優しくもキュートな甘み!
これを白ワインとレモン、シナモンで
![](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2017/11/8A85782A-3CC7-41EF-95FB-1300CDEC6524-300x225.jpeg)
ゆっくりコンポートしていきます
フランスが誇る芳醇なモリーユ茸と合わせて
青首鴨のソースにするのが、冬のクルル風。
クリスマス特別コースのメインでも、大変好評
頂いております♪ 焼いた鴨の香ばしい旨みを
引き立てる金柑の甘酸っぱさ。こんなに美味しくて
高級感にあふれたお洒落な味わいになるなんて!
「ああ重い、金柑また貰っちゃったよ、」と
母親に渡していたあの金柑。その何十年後かに
こんなに金柑を有り難く食べる事になるなんて。