先日、美味しくて有名な中華レストランに従事する料理人様から
「これ、うちの料理長からクルルさんにって。何かで使ってください！」と
「ヤガラ」を頂いてしまいました。　ヤガラって、こんな感じのお魚です。

　　　　　　　長〜いクチバシと長〜い尻尾が特徴的
　　
街のスーパーや魚屋さんではなかなか並んでいない高級魚！
　　　　　　　「わ〜いいんですか！うれしいな〜」

よく「鯛とハモを合わせた味」なんて表現されるこのヤガラさん、
見た目はダイナミックですけど舌触りは滑らかで上品な旨みと
魚っぽくない（ちょっとイカに近いような）コクがあるんです。
せっかく美味しいお魚を頂いちゃったから、よ〜し、もっともっと
美味しくしなくちゃですよ（料理人が）！

　と言う事で、骨をはずした魚の身で帆立のムースを包んで…
　　
　　　　　更にクレピーヌ（豚の網脂）で全体を包んで…

　　
　　　　　　　　しっとりオーブンで焼き上げました

　　
　　熱々の中身はしっとりしたヤガラの身質とふんわり帆立

季節の焼き野菜とエストラゴン（洋よもぎ）の芳醇なソースで。
次の日、その中華レストランの一番若い料理人君がこっそり食べに
来てくれました。同じ魚を使っても、やっぱり中華風とフレンチ風で
ぐっとアレンジが変わったりするから、こういうのって楽しいですよね。

ああ、美味しいんだよな〜あの店！中華ヤガラも食べたいなぁ〜！