適材適温
夏の炎天下で飲むビールや雪の中で呑む甘酒、美味しいですよね。
お酒がより美味しく呑める気温や気候があったりするし、それによって
身体を冷やしたり温めたりできるところも楽しいですよね。
しかし、お酒のなかにもワガママな奴がいるもんですよ。 そう、ワインです。
適切な保存と温度管理、抜栓時の適正温度、デカンタージュ…
めんどくせ〜!って思っちゃいそうですけどね(実際何度か思いましたけどね)、
しかし適正温度に則って呑むのとそうでないのとで歴然と違いがでるのも
事実だから仕方ありませんね、ワガママな子ほど可愛いもんですからね。
そして、自分自身の体調によってもまた感じ方が変わってくるって事もあります。
例えば、寒い中を歩いてすっかり冷えた身体で適正温度の赤ワインを呑んでも
そのワイン本来のポテンシャルを感じる事ができなかったりするんです。
そう、春だと思っていたら再び寒さがぶり返すようなこんな時期、自分自身の
適正温度を整えるのも一苦労です。
そんな時に食べて頂きたいこの一皿!
帆立のフランとそのポワレ〜濃厚な春菊のソースで〜
前菜にこれ、どうですか?身体が温まりますよ〜
フランス風の茶碗蒸しですからね〜
帆立の甘く柔らかいフランの上には、国産鶏から抽出したエッセンスと
濃厚な春菊を合わせたソース、帆立の香ばしいポワレをちょこんとのせて。
最初のひと口の滑らかさと温かさにほっと一息ついたら、美味しいワインを
より美味しく呑むためのウォーミングアップは完了です。
さあ、今日は何を呑みましょうか?