イマジネーションの悦び
シャケの塩焼き、美味しいんですよね〜。何であんなにご飯と相性が
良いんでしょうねぇ。オニギリに入ってるバージョンも素敵ですよねぇ〜。
鮭茶漬けなんか、呑んだ帰りに無性に食べたくなっちゃうし(危ない)、
そうそう、紅鮭のムニエルなんかも美味しいんですよね〜。 バターと
お醤油の風味でちょっとリッチに…!あのムチムチホクホクの美味しさ!
っていう固定概念はちょっと置いといて、
「シャケ」じゃなくて「サーモン」を洋風に食べるという事について…。
ご飯じゃなくてワインに合わせられる、お酒を呼ぶ仕立てにするには?
やっぱり1にも2にも香りなんですよ。鼻腔をくすぐり、余韻だけでワインが
楽しめちゃうような。絶妙な塩と旨味でもう一杯欲しくなるような。
ワイン呑み達を唸らせるような!
そんな仕立てにしますよ〜
脂が多すぎず 滑らかで質の良いタスマニアサーモン
これからマリネします
カマルグの塩とプロヴァンスの香草、三温糖などなど、
そして数種の香辛料…
表面をポワレした後、桜のチップで瞬間的に燻製します
(お二人様の場合は2つにお分けします〜)
付け合せの焼き茄子は、香ばしく焼いてから皮を剥き
コンソメで煮込んだ後冷やしたもの(旨味たっぷりです)
赤ピーマンのムースと爽やかなバルサミコのソースで
この日の付け合せは玉葱のスプラウト
チエド(ほんのり温かい)サーモンの滑らかでトロっとした口溶け、そして
コンソメの旨みを吸った焼き茄子のつるっとした食感…。
こりゃもうワインです。体中の細胞が、脳が、美味しいワインを求めます。
樽の効いた辛口のシャルドネなんていいんじゃないかなぁ〜!はたまた
ロワールの瑞々しいソーヴィニョンもいいなぁ〜 いやいや、アルザスの
ジューシーで芳醇な白だって捨てがたいしなぁ〜!
サーモンのスモーキーな香りと白ワインのミネラル感は、まるで舞踏会の
華やかな夜に踊るシンデレラと王子のようですよ(言い過ぎ?)!!
シャケ…もとい サーモンの滑らかな食感と瞬間燻製の品の良い香り。
昔おてんばだったお隣の女の子、20年ぶりに偶然会ったら見違えるほどに
美しいマダムになってたような、ドキドキ感が味わえること請け合いですよ。