ロック・オン
公園の鳩にポップコーンを無邪気にあげていた子供の頃、
この生物が「食材」になるものだなんて思いもしませんでした
(いや実際には食用じゃない鳩さんは食べれませんけどね)。
その何十年か後に 公園の鳩を見るたび 「あの子はちょっと
痩せてるなぁ」とか、「あの子は胸肉が厚いから美味しそう」とか
ついつい 「いやらしい眼」で見てしまう自分になってしまうとは、
想像できませんでした。 あぁ、鳩のロティと赤ワイン!
最高に素晴らしい食材です
アロゼ、オーブン、アロゼ、オーブン、焼くべし!
この子はグラマーで美味しそうですなぁ〜
出来上がる前に、合わせる赤ワインを選ばなくちゃ!
お腹の奥底からソワソワさせるこの香り…
も〜官能的で悩ましいこと!
生きるという事は食べることです。色んな生命と共に生きて、
色んな生命の恩恵を受けて、生かし生かされて廻ります。
街角の鳩に出くわした時、いやらしい眼で見てしまうのは、
自制の効かない自然の摂理なんです。本当にスミマセン。