ニースの風に吹かれて
「生食用の本鮪をコンフィにしたサラダ・ニソワーズ」
という長ったらしい名前のサラダ、実はロングセラーなんです。
もともとは備長マグロを使っていたので、ネーミングも普通に
「サラダ・ニソワーズ」だったんですが、御茶ノ水に移ってきて
職人気質な魚屋さんとの出会いがあり、良質な本鮪を頂ける事に
なって、自家製ツナの美味しさが格段にアップしたことから、
ネーミングもちょっと「こだわり」を込めるようになりました。
真っ赤でキレイな本マグロ様
このまま刺身で食べても最高に美味しいんです!
これを秘伝のスパイスとハーブでマリネして…
低温のオリーヴオイルで煮てコンフィにします
南仏の定番メニュー、サラダ・ニソワーズ。
たっぷりのマーシュの葉っぱと隠元豆、卵のミモザ風と
完熟トマト、黒オリーヴ、アンチョヴィ、ヴィネグレットの
癖になる香り、ツナの凝縮した味わい。これに合わせるなら
南仏のロゼワインが完璧なんじゃないかなぁ。
ニースの海岸で、地中海から吹き寄せる優しい風の中で、
優雅に味わいたいものですね。「トレ、ボン」なんつって。
しかし、ちょっと忙しくて南仏まで行ってる時間がない方は、
御茶ノ水で疑似体験をどうぞ。優しいビル風が吹いてます。