ぶちかます!
クルル世田谷時代、本マグロから作る自家製ツナを
大変気に入って下さっていた男の子がいたんですよ。
ツナを食べるたびに「ぱねぇ!」と喜んで下さって
いたのは懐かしい思い出ですが、そんな彼も今や
すっかり立派な青年。先日ご家族のお祝い事で
コースを召し上がって下さったときに、「かます」
という魚を気に入ってくれて「初めて食べました。
味といい触感といい、すごく美味しいですね!」と
とても紳士的に喜んでくださいました。
魚介好きな青年をトリコにした魚
かます!でかした!
ハモみたいな触感とヒラスズキとホッケのいい
所だけ持ってきちゃったみたいな豪華な旨味。
繊細な身質は、火を入れるとホクホクっとして
甘みが際立って、本当に驚く位美味しいのです。
若者に褒められると嬉しいね、かますさん♪
晩秋を締めくくるに相応しい鮮魚です
若者の魚離れが加速している、なんて記事を
どこかで読んだ気がしますけど、ちゃんとこんな風に
美味しい魚に反応してくれる若者もいるんだもの、
日本の将来だってきっと悪くないはずですよ。
でも、また、あの「ぱねぇ!」が聞きたいな。