割るとスゴイんです
相手の旨いところをじっくり引き出す徹底した名脇役っぷり
ながらも、自分の腕もきっちり見せる「ブリ大根」。
素直に全てを吸収する若手女優のように瑞々しくも、驚くような
将来性(旨味)を感じる「おでんの大根」。
演技の下手くそな役者を「大根役者」なんて言いますけど、
大根からしてみたら「一緒にしないでよ」って感じなのでは!?
左の白い子が「紅芯大根」! (右は赤カブ)
どっちもカブみたいですけどね
さて、紅芯大根を割ってみましょう
中身はどうなってるかっていうと…
鮮やかな紅色なんですよ!
いや~きれいですねぇ~!
割ると鮮烈な紅色をしているので「紅芯大根」。
普通の大根より辛味が弱く、甘味が強いので、サラダなど
生で食べるのに適しています。いよいよ冬本番の幕が上がり、
美味しい食材達が出番を待つ楽屋裏。 紅芯大根の見た目は
つやつや白く、一見普通の野菜に見えても、実はその中身は
紅々と役を演じきる使命に燃えているのです。