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まだまだむの寝言

なに寝言言ってんだよ、くらいの軽く広い心で見守ってください。

和の洋野菜

その昔、日本でフランス料理を食べようと思ったら
まず「食材の飛行機代」を払わなくてはなりませんでした。
フランス料理定番のシブレットやエシャロットやポワロー、
根セロリや白アスパラ、アンディーヴ、タンポポ葉などなど、
洋野菜だけでも何十種類もあるんですから、もう大変です。
それ以外の肉や天然オイル、様々な調味料など、殆どのものは
フランスから空輸で届けられ、それをフランス伝統調理技術で
丁寧に仕上げてお客様のテーブルへ運ばれた頃には…!
もちろん、食材達の「空輸代」がしっかり組み込まれた
高級感あふれる料理になっている、という訳です。

斯くして「値段が高い!」っていうイメージがついちゃった
フランス料理ですが、そんな話は今は昔。時は流れまして、
日本での洋野菜栽培の進歩が著しい今日、国産ポワローなどが
フランス産に負けないクオリティで手に入ったりするんです。

玉葱と長葱とポワロー(ポロ葱)を並べてみました
vishisoise-2

ぶっとい十勝ポワロー様!頼もしいですねぇ~

こんな暑い日にはじゃが芋とポロ葱の冷製スープ♪
vishisoise-3

クルル風ヴィシソワーズ~シェリー風味~です
(写真はコース用なので、コンソメとジュンサイ入り)

今やすっかり国産野菜で回ってる、日本のフランス料理。
空輸で来るお肉やワインも、昔ほど高額ではありません。
フランス料理の丁寧な調理技術でもって仕上げられた
和と洋の食材のコラボ、ワインとのマリアージュ。
クルルのお皿の上には、「空輸代」の代わりに
「呑みたくなる」暗示が入っております。