今年の余韻
太陽の乾いた香り、雲の粉っぽい香り、雨のちょっと甘い香り。
香りには色んな種類がありますが、「年の瀬」にも独特の香りが
あるような気がします。埃っぽさと微かな酸味を感じる北風の香り、
足早に歩く人の重なった日常の香り、疲れと期待のほろ苦い香り。
この「年の瀬香」みたいなものが漂いだす頃、
小さなビストロにも所狭しと色んな香りが溢れだします。
大量に焼いたメレンゲの香り
サクサクっとモンブランの土台です
大量に仕込む魚介のパイ包み
甘海老のムースの柔らかい香り
毎日焼き上げる大量の天然酵母パン
香ばしいライ麦の香り
大量に仕込むムール貝
モンサンミッシェルの海の香り
大量に仕込むマグレ鴨の香り
4名様以上のパーティ・プラン用です
大量に仕込むフォワグラの香り
フランス、ヴァンデが誇る一級品です
食材の香りに包まれて、お客様と幸せな時間を共有して、
「今年の香り」をちゃんと覚えておかなくちゃ!