脳内甘味処
焚き火の思い出、ありますか?
子供たちは落ち葉や枯れ枝の掃き掃除を兼ねて
焚き火の準備をし、親が火をくべるのを待って
サツマ芋やじゃが芋を火の中に放り込む光景。
都会じゃ見る機会がないけど、我々の田舎では
秋の恒例行事でした。冷たい秋風に吹かれながら
焚き火の前で子供たちはお芋の焼き上がりを待ち、
大人達は縁側で井戸端会議、匂いにつられて寄って
くる近所の猫、焼きあがったお芋に齧り付く瞬間、
待ちに待った美味しさが一気に幸福感を生みます。
芋は芋でも極上の芋、紫芋(ムラサキイモ)
紫芋と小倉のクレーム・ブリュレ♪
じゃが芋やサツマ芋で十分喜んでいた子供時代、
こんなに旨い芋があるなんて知りませんでした。
しかも、クレーム・ブリュレなんてハイカラな
デザートがあるなんて。表面の飴状の所をパリンと
割って食べるパリっ娘の定番だなんて。表面だけ
熱くて中身はひんやりしてるお洒落感。濃厚で
クリーミーで、甘酸っぱいソルベと一緒に食べると
これまたハイカラなマリアージュ。
芋のホクホクした旨味がたまらんです
下では優しい甘みの小倉が待ち構えています
紫芋と小倉を一緒に食べるのがベスト
ソルベは上に乗せちゃってもいいかもね!
都会の真ん中で焚き火はできないけど、
楽しかった焚き火の幸福感が記憶に残っている内に
大人バージョンのお芋のデザートで脳内上書きして、
新しい甘い思い出を作るのも楽しいかもねっ ♪