北風に運ばれて
北風小僧の貫太郎が今年もやってきました。
貫太郎が連れてくるのは北風だけかと思いきや、
実はその寒さのせいで脂肪をガッチリ蓄えまくって
旨味の増幅した蝦夷鹿をも連れてきてくれるのです。
寒くなればなるほど旨味を増す蝦夷鹿
![Chevreuil](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2018/11/809D09EF-5588-43F1-AE0F-CDAE514C4D1F-300x225.jpeg)
真っ赤!いい色してますでしょおお~
貫太郎さん有難うございます!
![](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2018/11/1DDAD7E0-12B8-4C23-8AF8-144E3B1BF0F8-300x225.jpeg)
これこそが力強い野生の肉ってもんだ!
フィレも背肉ロースもバラも
![](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2018/11/D48F892B-AA87-4407-91BA-2C206CFF7460-300x225.jpeg)
み~んな美しすぎる赤色でございます~
背肉ロースは低温長時間ロティで
![](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2018/11/A6B41115-3D8F-4209-A4A5-0A7883EF4098-300x225.jpeg)
バラ肉はマデラ酒香るコンフィにして
木の芽とバジル、ローストアーモンドのソースで
ガッツリ野性味ある鹿肉に清涼感を合わせます。
ジビエには濃厚な赤ワインだ!という固定観念は
このソースによって打ち消されます。ボルドー赤や
ロワールのカベルネ・フラン、もしくはローヌ系の
土の香りが感じられる品種なら尚のことぴったり
(もちろん濃厚も合うけどね)!
寒くて縮こまっていては勿体ないこの美食シーズン。
野生の赤身肉にがぶっ!と齧り付いて、燃えたぎる
命の鼓動と冬の旨味をとことん味わいましょう!