内臓ないぞう、いやあるぞ
ビストロ同業者同士で飲んだりすると、大体
「ビストロあるあるネタ」で盛り上がったりします。
例えば「トリップ(内臓料理)」。フランス語読みで
「トリップ」ってメニューにいくら書いたとしても、
お客様から注文される際には「トリッパ(イタリア語)
くださ~い」と言われる事が多いという切ない事実。
フランス料理従事者のはしくれとしては、何だか
イタリア料理に魂ちょっと売っちゃったような(?)
もどかしく切ない気持ちになったりならなかったり
(いや、いいんですけどね、どっちでもね、全然)。
で、トリップっていうと、ハチノス(牛胃)の
トマト煮込みっていう印象が強いかと思いますが、
この度ワインのアテにぴったりなハチノスを表現
するべく、新しいトリップ料理を考案いたしました!
ハチノスの香ばしムニエルと美味しいトマト
バルサミコとハシバミオイルのソースで!
何度も茹でこぼしして美しくなったハチノス。
丸まったのを平たくなるように成形して、それを
美味しいオイルとバターでムニエルします。
外側パリッと香ばしく、中はジューシーに
濃厚なトマトとハーブの香りがぴったり♪
白ワインががぶがぶ呑みたくなるアテ仕立て。
夏バテをいち早く迎えちゃっても、これなら
がぜん食欲が出てしまう事でしょう!きっと!
ハチノスだろうがトリップだろうがトリッパ
だろうが、美味しけりゃいいんですよ。
そう言えば、インスタグラムなどという
ハイカラなものを開設してしまいました。
queueleuleu.hanaです。よろしくです。