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まだまだむの寝言

なに寝言言ってんだよ、くらいの軽く広い心で見守ってください。

大原幽学大先生

ここ最近、休みの日は野菜を探しまくっております。
千葉や埼玉、あるいは茨城や山梨までプチ放浪の旅に出ては
各地の農産物直売を巡ってその土地ごとの名産を探しあて、
食べたり学んだりお店で提供したり、「趣味と実益を兼ねる」を
まんま実践しているわけですが、これが本当に楽しいのです。

そもそも農産物直売所は「農業協同組合」があるから成立して
いるんですよね。この素晴らしいシステムのおかげで、我々も
気軽に新鮮で質の良い野菜の恩恵に授かれるんですね。

ところで、この「農業協同組合」って、誰が考えたんだろ?

と思っていたら、おりました。

幕末最後の侍「大原幽学」大先生!

このお方が農業改革運動を指揮して、荒れ果てた農地を復興させ、
貧困から荒んだ農民たちの心を立て直し、農村改革をしただけでなく
農民たちの日々の生活においても、道徳と経済の調和をはかって
物の豊かさと心の豊かさを同時にもたらし、今につながる日本の
豊かな食文化の礎を造って下さった、本当に素晴らしい人物なのです。

大原先生の足跡を追って…

大原幽学記念館へ(≧◇≦)

疲弊した農村の窮乏を救うための改革へ

道徳と経済の調和を基本とした性学(せいがく)を説き、
農民や医師、商家の経営を実践指導した。そうです。

先生がお住まいになっていたおうち
Ooharayugaku

ここから幕末村落社会におきた変革が始まった!

農民同士お互いに助け合い、生活と経済を改善していくための
村づくりと組織づくり推し進め、画期的な先祖株組合を結成させ、
耕地整理、住居の分散移農機具や日用品の共同購買など、斬新かつ
メリットの多い仕組みを沢山作り、世界で最初の「協同組合」を
組織化したのが、この幽学先生。スゲェ…

質素倹約の日常生活の規律も

幽学先生自ら実践していたとのこと

本当に質素なおうちでした

先生の賛同者や生徒がどんどん増えていったのも頷けます

こうしてどんどん復興していった村と農地

まさに、幕末村落社会におきた変革でした!

そんなシンボリックで偉大な革命家が、なぜあのような
悲劇に見舞われたのか。先生の最後は言葉に出来ないほど
悲しすぎて、文章にすることもはばかられるので、興味のある方は
ちょっぴり調べてみてくださいませ_(._.)_

旧宅のまわりには奇麗な紫陽花がたくさんありました