プーさん
「プーさん」ていうと、癒やし顔の黄色いクマちゃんを思い浮かべる
方が多いかもしれませんが、フランス料理の世界で「プーサン」とは
雛鳥(ひなどり)の事。鶏の子供で450〜500g位のものを言います。
フランスはブルターニュから来てくださいました
丸ごと一派分を召し上がっていただく豪快なお皿!
全ての部位が2つずつだから、お二人でシェアするのにピッタリです。
胸肉はしっとり柔らかく、もも肉と手羽は豪快でジューシーに、
ささみは中まで火がきちんと通っていながらもあくまでレアに。
雛鳥のジュとシェリービネガー、フォンドヴォーを合わせた
さっぱりした旨みのソースと共に
この料理の「ウリ」は、何と言ってもそれぞれの部位の食感や
味の違いを楽しめること。ちょこちょこつまみながら、ゆっくりワインを
楽しむのに最適です。 赤は勿論、柔らかくて繊細な肉質ですから
白ワインとも仲良しこよし!飲兵衛さんだったら赤と白のグラス両方
テーブルに置いて、胸肉やササミを食べたら白、もも肉食べたら赤、
なんて使い分けしちゃっても楽しいかもしれませんよ。
特に、ハチミツの香りが仄かにする白ワインだったら相性抜群ですよ。
だってプーサンですからね。