リーズナブル版
ちょっと前ですが「皮付き花悠仔豚のロティとコンフィ」というスポット料理を
メニューにのせていまして、ありがたい事に一度食べて頂いたお客様からは
大変ご好評で、2回、3回とリピート率も高く、あっという間に完売したんです。
これね、スゴイお肉なんですよ、とにかく。
ハーブやカシューナッツなど厳選されまくった飼料と、清潔でストレスフリーな
環境において大事に育てられた仔豚ちゃん。 千葉の真面目でストイックな
養豚場さんが繁殖から肥育、そして出荷までを一貫して行っているんです。
日本では「子供の豚を食べる」という事に あまり馴染みがない上に、
「皮付きの豚」という商品もあまり(というか殆ど)出回っていないもんですから、
「子豚でしかも皮付き」というのはものすごく貴重だし、皮ごと食べれるクオリティ
というのは、それなりに管理の大変な、コストのかかったお肉だという事です。
たっぷり2人前の花悠子豚の背肉のロティと三枚肉のコンフィ…
![ビストロクルル 1292 kasyuukobuta-24](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/05/20110512_______________________1292-300x224.jpg)
うちの店にしては冒険の6300円!でやっておりました
![ビストロクルル 1299 kasyuukobuta-26](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/05/20110512_______________________1299-300x224.jpg)
皮はパリパリ、お肉はしっとり…
高いんですよ、スイマセン。でもね、コストパフォーマンス的に言うとね、
これでもお客様還元型、サービス商品だったんですよ。
しかし!気軽で楽しい「ワイン呑みのフランス食堂」などと唱っている当店
としてはやっぱり美味しいモノはみんなで共有したいし、将来有望ながらも
今はまだ見習い中の料理人の方も通ってくださってるし、懐具合によって
食べられないモノがあったら悲しい訳ですよ、ねぇ、人ごとじゃありません。
と言う訳で、この美味しい皮付き仔豚を色んなお客様が楽しめるように、
出来るだけリーズナブルにお出しできる方法を考えた結果ですね、
高級な背肉ロースは一旦お休みして…
![ビストロクルル 1248 kasyuukobuta-1](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/05/20110512_______________________1248-300x224.jpg)
肩肉(要は足ですね)を使わせて頂く事にしました〜
肩ロースもちょこっと付いてくるので、その部位はロティにして、
![ビストロクルル 1253 kasyuukobuta-2](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/05/20110512_______________________1253-300x224.jpg)
肩肉(足)は香ばしくコンフィにしてお出しします!
背肉のロースみたいにミルキーで柔らかい部位も良いんですけどね、
噛めば噛むほど味わい深いこの肩肉の部位もなかなか素敵ですよ。
![ビストロクルル 1255 kasyuukobuta-3](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/05/20110512_______________________1255-300x224.jpg)
リーズナブルだしね!
バイト代が貯まったら来て下さるグルメな女子大生から、戦後の日本を
立て直してくださった80代の紳士まで、色んなお客様に支えられている
幸せなビストロですからね、この幸せはお客様に還元しなくちゃいけません!
美味しいものはみんなで分かち合い、楽しい時間も笑顔もみんなで共有して、
また明日からの活力にしていきましょう!