肉食女子って言葉がありますね。恋愛に関して積極的に
ガンガンいく女の子達の事を世間ではそう呼ぶみたいですが、
うちの店に一人で食べに来てくれるような女の子達に限っては
言葉通りの「肉食女子」です。カウンターに座ってメニューを開き、
しょっぱなからメインのお肉料理のページと真剣にらめっこ…！

　面白い事に（嬉しい事に）、先週は お一人様の女の子が３人、
それぞれ皮付き花悠仔豚（カシュウコブタ）を食べに来てくれたんです。
彼女達の食への探究心は半端じゃない！
メニューが変わるたんびに新メニューから試してくれたり、今まで
食べたことない食材には敏感に反応して「これはいつまでやってますか？
来週伺いますからとっておいてください！」なんて闘士を燃やしてくれたり。
そんな彼女達が扉を開けて下さる瞬間、うちの料理人も闘士バリバリで
「おっ、来たな食いしん坊！」 まだオーダーも入ってないのにフライパンを
焼いたりして…。腕が鳴りすぎて困ったもんです。

一生懸命に働いて、恋愛して、オトコノコ以上に美味しいものを愛して
（いいのか悪いのか）、にこにこしながらお肉を頬張る彼女達のなんと
純粋で綺麗なことか！「癒されました〜」なんて言いながら、トントンと
階段を降りていく細くて小さい背中を見送るとき、店側の人間の方が
彼女達以上に癒されてしまっています。

そんな食いしん坊達のひとり、大好きな日本酒の蔵元を訪ねて その
原料を作っている農家にホームスティしてお米作りから始めちゃったりする
食いしん坊すぎるマドモアゼルからいただいちゃいました…

　　　　　　　　彼女が作ったお米から出来た作品！
　　　
　　　　　料理人の誕生日を覚えていて下さって、これを
　　　　プレゼントして下さったんです〜（ホントすみません）！！

　　　　　こんな貴重なもの頂いちゃっていいんでしょうか…
　　　
　　あんまり嬉しくて飾っちゃいそうです（でも要冷蔵なんだった）！

ガッツある食いしん坊のマドモアゼル、先日はお預かりしたコートを
お渡しするの忘れてごめんなさいっ（すっかり舞い上がっちゃって）！
まだまだなまだマダムをお許し下さい…
これからも美味しいお肉、いっぱい焼きますからねっ（料理人が）！！