あにょらー
子羊はフランス語でAgneau(アニョー)。
そして、子羊に心を奪われてしまった愛すべき食いしん坊は
アニョラー(勝手に命名)。 メニューに「仔羊」って文字を見つけて
しまうと何かソワソワしません?ついついオーダーしちゃいません?
心当たりがあるなら、アナタも立派なアニョラー。
はい、自分もアニョラーの一人です。
圧倒的な肉の存在感!
かかってこ〜い
よく「春の仔羊」って言いますけどね、根っからの仔羊好きさんは
春だろーが秋だろーが関係ございません。脂身も食べたいから
掃除(肉の下処理)しないでどーんと出してくれ!なんてリクエスト
して下さるくらいに仔羊に心酔しているものです。
ザ・ビストロ!って感じですな
シャキシャキ甘い春野菜と交互にどうぞ
ピュアで大胆なロゼ色のお肉を、とりあえずは眼で楽しんでから
ワインを一口。 独特の甘くて微かにスモーキーなそそる香りで
更にワインをもう一口。お肉を口の中にご招待する準備を整えたら、
聖なる仔羊との真っ向勝負!さぁ、五感を子羊に集中させたら…
いらっしゃ〜い!
ああ、春の仔羊!
仔羊の脇を固めるのは春のイキイキとしたお野菜達。
赤カブ、黄カブ、紫人参、葉玉葱、庄内あさつき、ペコロスなどなど…
仔羊いって、ワインの香りを楽しんで、野菜いって、仔羊いって、
ワインを口に含んで、仔羊と見つめ合う、みたいなね。
遊園地ですよ、もう。 最後に骨にしゃぶりつくというイベントもあるし
忙しいことこの上ないお皿です。 ああ忙しい、ああ、楽しい!
仔羊に興味無い方、解んないでしょ?このオタク心。
アニョラー!最高です!