甘ちゃん
神聖な野生の肉を貪り喰い、踊り歌ったジビエシーズンも
ようやく終わりを迎えました。 人間なんかに飼い慣らされてない
あの神々しさ、筋肉質な逞しい食感、せっせと狩猟に明け暮れてた
我々の先祖を懐かしく想い出させてくれるような、あの肉質…。
ああ、生かされているんだなぁ~としみじみしつつワインを一口。
ジビエ、もうやってません
また次のシーズンでお逢いしましょう!
さて、そんなこんなで野生動物はあっけなく去ってしまいましたが
今度は人間の為に美味しくなってくれる有難いお肉の出番です。
食いしん坊すぎて、ここぞとばかりにジビエ食べ過ぎちゃった人…
野生の肉を貪った分、野生に戻りすぎた本能を 少し軌道修正する
必要があるかもしれませんよ。上司や同僚、又は家族に、本物の
牙をむくワケにいかないでしょ? 爪を隠さなくちゃいけない場面が
チョイチョイあるでしょ?本来は動物だとはいえ、我々甘~い現代人
高層ビルディングに囲まれちゃって、携帯電話なんか持っちゃって
電気とガスと水道の恩恵に預かっちゃって暮らしてるんですからね、
甘ちゃんです。だからって甘ちゃんが悪いわけじゃありません。
頑張る甘ちゃんに美味しいお肉お願いします
しょうがないわねぇ~
美味しくなるために作られた優し~いお肉の恩恵に預かって
「ストレス社会」の荒波を泳いでいこうじゃありませんか。
先祖から受け継いだ牙と爪は一先ず隠して、 ね。