サカナ君モード
ジビエを食べに沢山のお客様が来てくださるこの12月。
連日野生動物の毛をむしり、肉を捌き、仕込み、焼きまくっている
うちの料理人ですが、実は魚を捌くのも得意中の得意(というか
大好き)でして、それを皮目パリっ!と身はふっくらと焼き上げる
事においては、フランスのレストランで魚料理を食べる毎に
「俺の方が断然上手い」と(生意気に)断言するほど、自信が
あるようです(まぁ、評価してくださるのはお客様ですけどね)。
で、それを知ってか知らずか うちの魚料理を(ジビエそっちのけで)
目当てに来てくださるお客様も、実はいらっしゃるのです。
鹿児島産 あずきハタ
小豆みたいな模様がキュートですね~
高級料亭などでよく使われる高級魚です
新御茶ノ水のビストロでも使わせてくださいな
「先日知り合った女の子から、今日飲みにいきましょう♫ っていう
メールがきたんですけど、僕は今日クルルでサカナ君モードだから
断ってココ来ちゃいました」なんて言ってくださるカウンター族。
「うちの奥さんがクルルの魚のポワレ食べたいって言うからさぁ、
明日2人分空いてる?」なんてお電話を下さる梅ヶ丘のムッシュー。
言ってみれば、魚だって海のジビエですからね。 寒いこの時期が
一番脂がのって身が締まっていて、旨味が詰まっているのです。
フランスのレストランに勝るか劣るかはともかく、ビストロクルルの
海のジビエ、只今美味しい時期の真っ最中です!