私のお城
オルレアンの乙女にまつわる伝説、温暖な気候、
成熟した文化が育んだ美しい城の数々と田園風景…。
今なお人々を魅了してやまない仏 ロワール河流域は
食材の宝庫であると供に、美しいワインの名醸地です。
そして、フランスが誇る山羊チーズ産地です!
![zakka warks 251 chevre-1](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2014/01/zakka-warks-251-300x224.jpg)
こちらはサント・モール・ド・トゥーレーヌ
山羊ミルクの優しい甘さ、品の良い酸味
![zakka warks 254 chevre-2](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2014/01/zakka-warks-254-300x224.jpg)
崩れやすく脆いチーズなので、木箱で運ばれます
外皮は薄く、シワが寄っているのが特徴
![zakka warks 256 chevre-4](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2014/01/zakka-warks-256-300x224.jpg)
乱暴に扱ったら崩れちゃうので慎重に…
このチーズは熟成しているのでグレーがかっていますが、もっと
フレッシュな状態の時は真っ黒です。なぜなら木炭粉がまぶして
あるから。よく「この木炭粉は食べれますか?」と質問されますが、
大丈夫、美味しく食べられます!木炭粉は、山羊乳特有の酸味を
和らげたり、中の水分を吸収しチーズの保存状態や形を保つという
役目を担っています。若い段階のシェーヴルチーズはフレッシュな
酸味がありますが、熟成が進むにつれて旨みやコクが濃くなり、
特にシェーブル特有の優しい甘やかさが感じられるようになります。
こうなってくると、もう断然ロワールの白ワインが呑みたくなってくる
ってもんです。フレッシュハーブや瑞々しいリンゴ、桃を思わせる
ソーヴィニヨンブラン!余韻が生み出す美しいマリアージュ!
真ん中に藁(わら)が通っているから穴があいてます
![zakka warks 311 chevre-6](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2014/01/zakka-warks-311-300x224.jpg)
外皮は柔らかく、生地はセミ・セックの旨味
ロワール河の恩恵を受けたチーズとワイン。その組み合わせは
我々ニッポン人にまでロワールの風を届けてくれちゃうんです。
どうですか? フランスが誇るサント・モール・ド・トゥーレーヌ、
あの優しい口どけのシェーヴルを舌にのせて、無くなったところで
白ワインを一口… 眼を閉じて、心を開いて、最高の食べ合わせを
実感しませんか? その余韻に浸りながらゆっくり眼を開けたら…
ほら、そこにはオルレアンの乙女が愛したあの美しい田園風景が、
あの優雅で壮大なお城が見えてくるかもしれませんよ!
見えないかもしれないけどね!