最年少優勝とか、最年少記録とか、最年少出場とか、
「最年少」は人々の関心をそそるキーワードです。

まだうちの店が梅ヶ丘にあった頃、「最年少お一人様」
という濃いキャラクターがカウンターに登場して、彼が
日本最高峰の現役大学生であることや、フランス語準１級
という腕前や、三味線が趣味だという事やら、香道を習って
いることやら、知れば知るほどスルメのようにじわじわくる
それはそれは濃い旨みをお持ちのカウンター族だった訳です。

大学院に進んだ報告をしに来てくれたり、梅ヶ丘から電車を
乗り継いで御茶ノ水店に遊びに来てくれたり、彼女を紹介
してくれたり、そして、そして、日本最高峰の難しい試験に
合格したという報告がてらランチに来てくれたり…！

クルルの最年少カウンター族、吉村氏

おめでとう～！！よくやった！！バンザ～イ！！

先日のランチタイム、３０分で出なくちゃいけない人々を
尻目に、ひとりカウンターに座りヴァカンス気分のランチを
楽しんで下さっていた吉村氏、グラスワインを傾けながら
いつもの吉村スマイル。ああ、そういえば、あなたより年の若い
お一人様カウンター族は、今のところまだ登場しておりません。

梅ヶ丘の懐かしいカウンターで、よく深夜まで呑みながら
お喋りしたっけ。酔っぱらってくると、吉村氏は政治関係の
難しい話を始めるから、我々はすぐに眠たくなりました。
だって、難しすぎてワケ分かんないんだもの。頭の中身が全然
違うんだもの。でも、何だか楽しかったね、あのカウンター。
また嬉しい報告をしに来てね、クルルの末っ子！