しっぽをつかめ!
「口の中でとろけちゃ~う!」みたいな霜降り肉を
美味しい!と思っていた時期は、もう遥か昔のこと。
「赤身がいいよね、赤身。噛みごたえのあるやつ!」
同年代の友人と集まると、必ずこんな話題になります。
でも、やっぱり普通の牛より、黒毛和牛は美味しい。
出来れば、霜降りじゃない黒毛和牛が食べたい!
…あります!
群馬の増田さんが大事に育てた黒毛和牛!
昔ながらの旨みが詰まった真っ赤な逞しい肉。
中でも特に真っ赤な部位であるイチボ(又はランプ)を
低温長時間のロティ(すごく丁寧に焼いたステーキ)で。
又は、極上カルビの部位をゆっくり煮込み、オーダーが
入ったら表面をパリッと香ばしく焼いて仕上げるブレゼ。
はたまた、旨みが詰まった究極の赤身、テール
増田牛ならではの美しい色合い!
丁寧に煮込んで柔らかくしたら…
ほぐしてほぐして、ほぐしまくります
よく動く部位だから、旨みの詰まりが凄いんです
このまま軽く塩ふって食べても最高に旨いんだから!
このほぐしたお肉を、細く長く切ったじゃが芋で…
ぐるぐる巻きにして、カリッと香ばしく焼き上げます
トリュフ風味の仔牛のジュとジロール茸を添えて
じゃが芋を衣にした増田牛テールの包み焼き
ああ、芳醇な白ワイン、いいじゃないですか。
トリュフの香りがあるから、優しいメルロでもいいかなぁ。
とろける肉が苦手なお年頃の皆さん、旨みが強すぎて
つい、とろけそうな心地になっちゃったらゴメンナサイ。