名残り鮎
今年の夏は、これでもか!これでもか!と言うほどに
「鮎」の仕込みに追われておりました。料理人が。
冷房が効いてるはずなのに、完全猛暑状態の厨房の中、
振り返ると料理人がいつも鮎と戯れておりました。
鮎の、連日の大量発注
魚屋さんもちょっと驚いておりました(ははは)
クルル秘伝の、旨みたっぷり合わせ塩!
仏カマルグの岩塩と数種のスパイス&数種のハーブ
鮎を美しく香ばしく着飾るための、大事な衣装作り
オレンジの皮とレモンの皮、マカダミアナッツ
コンフィにして、衣を着せて焼き上げて、オマール海老の
コンソメで煮含めた焼き茄子と合わせて、頭から尻尾まで
召し上がれますよ~とアナウンスするまでもなくキレイに
平らげて頂いて、鮎ウマい!という嬉しい言葉を頂いて、
そんでもって、また新しい鮎が来ます
鮎に合わせやすい白ワインも発注しなくちゃ!
今年の夏、何度も鮎を食べて下さった皆様、せっかく鮎を
食べに来たのに直前で売り切れちゃって食べれなかった皆様、
とにもかくにも鮎はもうじき終わりです。「名残りの鮎」も
それはそれで風情のあるもの。後悔のないように、精いっぱい
食いしん坊シップにのっとって今のうちに食べておいてね。