スーパーなどで出回っている「ししゃも」は、
実は「ししゃも」じゃなくて「カぺリン」という
生態的、学術的、市場価格的に全く違う魚だって事、
食いしん坊の皆さんは、きっとご存知ですよね。
（この寝言でも何度かしつこく書いてるしね）

で、「本ししゃも」の短い旬がまさに今！

正真正銘、本物のししゃもです～！！

この時期だけフレッシュで入荷出来ます

ハーブ香る自慢の合わせ塩でマリネします～

マリネした後は、低温のエクストラヴァージンオイルで
コンフィにして、旬の旨味をぎゅ～っと閉じ込め、ご注文
頂いたらタプナードソースで絡め、しっとり仕上げます。
ガルニチュールは、シャドークイーン（紫色のじゃが芋）で
作った香ばしいクレープと旬の美味しい季節野菜を添えて。

山形の赤カブや房総半島の菜花、銀杏添え

マーシュの葉と鶏のエッセンスソース

本ししゃもは、メスよりオスの方が市場価値が高く
（卵がない分、身にしっかり栄養がある為）味わいも
濃厚です。なので、今回来たのは全員オス。顔つきもどこか
覚悟を決めた武士のような勇ましさ‥‥　しかし食べると
キメが細かく身はしっとり柔らかく、繊細な一面もあって、
これはもう必ずと言っていいほど白ワインが手放せない、
呑兵衛のために作った完全必勝武士スタイルです！