アミューズメントパークへようこそ
キンモクセイの香りも薄くなって、いよいよ秋も深まってきましたね。
ピリッと冷たい空気に触れて「ああ、この感じか!」と感じる懐かしさ、
洗い物のお湯が心地良くなったり、濃厚な赤ワインが欲しくなったりして。
季節を肌で感じる瞬間、さっぱりした枝豆よりも ねっとりした白隠元豆が
何とも恋しくなる、美食にはもってこいの季節です。
そうそう、美食といえばブーダンノワールがありますね(無理矢理?)。
豚の血を使った腸詰のことで、フランスの郷土料理の一つですけど、
最近は日本でもポピュラーなビストロ料理になってきたみたいです。
生臭いんじゃないの? なんて怖がる方もいるかもしれないけど、ご安心を!
丁寧に作れば、むしろ果物を思わせるくらいフルーティ、瑞々しい味わいです。
クルルではブーダンノワール風のテリーヌをご用意しています
ジビエの蝦夷鹿、シャラン鴨のお肉を細かくして、豚の血で繋ぎます
この赤さ具合は、新鮮具合!
しっとり焼き上げてから冷やし固めて…
蝦夷鹿、シャラン鴨、ブーダンのテリーヌ仕立て
〜テリーヌ・グルマン(美食家風テリーヌ)〜
その日の色々な付け合わせと一緒に楽しめるアミューズメント仕立て。
林檎のピュレは必ず添えてお出ししますが、日によって葡萄だったり
無花果だったり、洋梨だったり、白隠元豆だったりレンズ豆だったり…。
いろんな付け合わせ達とブーダンをちょっとずつ合わせてみて下さい。
遊園地の一日券を握りしめながら色んなアトラクションに挑戦するような
楽しさとスリリングさをこの一皿で楽しめる…といいな!
な、一皿です。