ブリの長男
「チーズってどうしてこんなに美味しいんでしょうね!?」と
深夜のカウンターでつぶやく酒豪マリアの横顔の美しさに
見とれている場合じゃありません。チーズはどうしてこんなに
美味しいのか?それに対する的確な答えを導き出さなくては!
例えば、美味し過ぎる白カビチーズ、ブリ・ド・モー様
あなたは何故そんなに美味しいのですか?
悩ましいほど凝縮した旨み… そしてねっとり感
ワインをもう一杯余分に呑ませちゃう小悪魔チーズ
尊厳王(オーギュスト、Auguste)と呼ばれた12世紀の王、
フィリップ2世が宮廷内の貴婦人にブリを送って口説いたとか、
シャンパーニュ公爵婦人が200個のブリを王様に献上したとか、
とにかく逸話が尽きないブリ様。 ブリ3兄弟(ブリ・ド・モーと
ブリ・ド・ムラン、クロミエ)の中でも別格の気品と溜息が出る程
色気のある旨みを持った極上白カビチーズ、ブリ・ド・モー様。
もし、ワイン呑みの相手に恋焦がれているなら、さり気なく
懐からブリを出して食べさせて、その気にさせてみる、という
手段もありますね。「こんなに美味しいチーズがあったなんて!
ワインのつまみにはうってつけじゃないか!君、結婚しよう!」
なんて話がスムーズに進むかもしれませんよ ♫
(あくまで可能性の話なので責任は一切負いません)
可愛い笑顔でクイクイ呑んでニコニコしてる小悪魔マリア、
アナタの笑顔に、我々がどれ程癒されているか!
また美味しいチーズ用意しておくからね ♫