御茶ノ水に降り立ったら…　何だかフランスの香りが！
この香りは何処から来るのかしら？　この何とも言えない
食欲を刺激するような芳醇な、そして懐かしい香り…
ひょっとして、あの小さなビストロから香っているのかしら？
ああ！そうだわ、これはフランスのセップ茸の香り！
きっとお肉の付け合せにしているから、こんなにうっとり
するような香りのマリアージュが出来上がるんだわ！
　
という小芝居をしたくなったら、それはセップ茸のせいです

　　　フランスから飛行機に乗って来ましたよ

　　プリプリしてて瑞々しくてすんごい良い香り～

　　これをコンフィにして更にプリプリに仕上げます

お肉の付け合せだからと言って、脇役じゃありません。
主役だらけのお皿にこそ、いろんな複雑味が産まれ、それが
お好みのワインと合わせるきっかけ作りになる訳です。
野性味あるお肉にあわせてシラー選んでもよし、芳醇なソースに
合わせてカベソーもしくはメルロー合わせでもよし、はたまた
セップ茸の香りに合わせてコート・ド・ボーヌ、ならばいっそのこと
ひと皿全てを包み込んでくれそうな、多品種から産まれる絶妙な
ヌフ・デュ・パープ…　なんていう手もあるじゃないですか！

御茶ノ水に降り立ったら、何だかワインが欲しくなりました？
それもこれも、あの芳醇なキノコ、セップ茸のせいです。