面倒くさい流儀
「ジビエ、まだやらないの?」と
先月初旬辺りから、多数のお問い合わせをいただきました。
「他のお店はみんなやってるよ?」という情報も多数…。
そうなんですよね、もうそんなシーズンなんですよね。
都道府県によって多少の差がありますが、狩猟の解禁日は
大体が11月15日になっていて、それ以前に狩られたものは
「駆除」というカテゴリーのお肉になります。
駆除肉をジビエと言って提供するより、解禁後にしっかりと
美味しい脂肪を蓄えた野生肉を味わって頂きたい、という
面倒くさい信念が我々にはあるもんですから、ここへ来て
ようやくクルル内・蝦夷鹿解禁日がやって参りました。
「ジビエ」を堂々と名乗れるお肉です
北海道 知床半島の蝦夷鹿でございます
知床の自然をたっぷり食べた極上の赤身です
塊のまま低温長時間で丁寧に焼き上げます
ねっとりした触感、野生の赤身ならではの滋味深さ、
ミネラルをしっかり感じる奥行きのある肉質。濃厚なのに
さっぱり、柔らかいのに噛みごたえがあるという魅力。
その上、高タンパクで低脂肪、低コレステロールという
お肉界の生徒会長!お肉の鏡!お肉のゴットファーザー!
鹿には鹿のソースで、季節野菜と共に。
面倒くさいこだわりの店のこだわった鹿のロースト、
赤ワイン片手にがぶっと齧り付いてくださいませ!