薬味の庭
フランス料理で、煮込み料理や出汁をとる時などに
風味付けに使う香草類を「ブーケガルニ」と言いますが、
それは主に西洋ハーブ類を紐でくくっているものです。
うちの場合は、紐でくくらないし(お鍋の中で自由に
遊んでほしいので)、西洋ハーブだけに限定しません。
セロリの葉っぱや長葱の青い部分も一緒です
一般的なブーケガルニよりもスパイシーな風味
ドイツの有名な畑で「ユルツィガー・ヴァルツガルテン」
というのがありますが、和訳すると「薬味の庭」でして、
うちのブーケガルニはどちらかというと、このニュアンスに
近いんじゃないかな~と思っております。
クルルの「薬味の庭」
これから鹿の出汁に投入されま~す
お箸の国の人だもの、長葱の国の人だもの、
和の食材を使いつつフランス料理へのオマージュ。
そしてオマージュからの脱却と挑戦へ!
夏には大葉やミョウガもいいかもね。