ご褒美アルザス
送別会や納会などなど、団体シーズンの3月。
お客様達も、我々飲食店も、慌ただしい時期です。
配属替えや転勤、仕事の引き継ぎやら得意先への挨拶回り、
ただでさえ忙しいのに、仕事の後に待ち受ける飲み会の数々。
我々飲食店にとっては有難い時期ではありますが、お客様達は
さぞかしお疲れの事でしょうね。ご苦労様です。
それにしても、団体のお客様の中には必ず一人くらいは「ワイン通」
がいらっしゃって、自動的にその方がワインを選ぶ係になります。
わりと呑めるグループの場合、「前菜には白、魚介にロゼ、肉には
赤でいこう」なんて感じになったりしますが、あんまり沢山呑めない
グループの場合、ワイン通の方がよく選んで下さるのが、アルザスの
芳醇な白ワイン。魚介にも肉にも、もしくはフォワグラにも合うので、
種類や本数が呑めなくても、これ一本で、様々に合わせられるという
「気が利いたワイン」なのです。
うちのアルザス4兄弟
右から)リースリング09年、シルヴァネール09年、
ピノ・グリ11年、ゲヴュルツトラミネール9年
特に、この3本は優良年である09年 ♪
はっきり言って、かなり旨いワイン達です!
スッキリ辛口ながらも果実感の詰まったリースリング、
柑橘の爽やかさと蜂蜜の余韻を併せ持つシルヴァネール、
芳醇な果実味とボリューム感のあるゲヴュルツトラミネール。
「これ、美味しいねぇ!」と、最近よくお褒めの言葉を
頂戴しております。「しかも安いんだね!」とも。
そうです。うちは美味しいワインしか置いておりませんが、
中でも、うちの料理にピッタリとおもわれるアルザスワインは
特に選ばれやすいお値段設定にしております。なんてったって、
ワインと料理の相性ほど大事なものはありませんからね。
お疲れの3月もあとわずか。年度末の締めくくりには、
トロっと芳醇なアルザスワインで、喉を潤してみませんか?
自分のご褒美も兼ねて。