Bistrot Queue Leu Leu ビストロクルル 花澤商店

navi

  • メニュー
  • ワイン
  • アクセス
  • まだまだむの寝言
ご予約
instagram
メニュー ワイン アクセス まだまだむの寝言

まだまだむの寝言

なに寝言言ってんだよ、くらいの軽く広い心で見守ってください。

前世で会いましょう

またまた自分の話で恐縮ですが、もう、どうにもこうにも
カエル料理に目がないのです。見るだけでヨダレが出ます。
フランスに行った時は、、片っ端からカエル料理を出す店を
探しまくって、片っ端から食べまくっておりました。
特にブルゴーニュは郷土料理としてカエルを食べる伝統が
あるので、捕れたてのフレッシュ最高級カエルを思う存分に
味わえます。ニンニクとパセリの味がばっちり決まっていて、
カエル腿肉はプリプリ最高の食感で、滑らかで、ミネラリーで、
手づかみで齧り付いて骨にしゃぶりつく幸せといったら!!

極上カエルの産地、ドンブ産のフレッシュ腿肉
kaeru-2

お~い~し~そ~っっ!!!

Cuisse de GrenouilleCui (カエルの腿肉)
kaeru-1

はっきり言って、かなりの高級食材です!

フランスでは、にんにくとパセリで風味をつけてシンプルに
ソテーするのが一般的ですが、ニッポンのビストロにおいて、
とことん飲兵衛仕立てにするのが使命のビストロクルル流…!
優しいバターの泡でムニエルしたら、青森にんにくとパセリ、
ジューシーな平茸と黒毛和牛のスジ、イタリアのドライトマトと
一緒に自慢の仔牛のジュで軽く煮含めて、フリカッセにします。
旨みたっぷりな牛スジがグルヌイユを支配して、肉厚な平茸が
にんにくを包み込んで、時々ドライトマトが清涼感をもたらして、
フォン・ド・ヴォ―の波が総監督するグルヌイユ劇場に必要なのは…
ああ!南仏の辛口ロゼワインじゃないですか!

「こんなにカエルが好きなんて、前世はフランス人だったのかな 」
「ハハハ、もっと良く見える鏡、買ってあげないとねぇ。可哀想に 」

バカバカしい会話が厨房に響く初夏、カエルがアツいです。