男子会の夕べ
我が家に帰って来る、みたいな感じで来店してくださる
親愛なる食いしん坊のお客様達がいらっしゃいます。
「あ~お腹空いた」と、台所に来て麦スカッシュ呑んで
「コンソメゼリー食べたい」と可愛く甘えて下さるような。
「お客様とお店の人」という垣根を飛び越えて下さって、
お喋りに付き合って下さって、一緒に呑んで下さって、
楽しい楽しい時間を共有して下さる我らがカウンター族。
ちょっと前まで、ラフィット王子はそんな存在でした
(遠い遠い日本の端っこに転勤になってしまうまでは…)。
「転勤になっちゃった」と打ち明けられた日の動揺と悲しみは
想像を絶するものでした。もはやワインもノドを通らな… …
くはないけど、それにしてもぽっかり穴が空いた感じでした。
そんな、「ラフィット王子ロス」になっていたところに
すい星のごとく現れたのが、我らが「サヴァラン公爵」。
そんな、愛するカウンター族同士が顔を合わせた日!
嬉しすぎて、男子会が始まってしまいました!!
懐が大きくてとびきり優しくて食いしん坊&呑み助である
サヴァラン公爵。我々はようやく王子ロスを癒して下さる
存在に出逢えました。忙しすぎるドクター&研究者の公爵は
NZと日本を行ったり来たりする生活だけど、日本にいる時は
クルルを台所のようにして下さいます。 お一人で、時には
お友達と、そして最愛の奥様マリコさんと、カウンターに
「あ~お腹空いた~」と、帰ってきて下さいます。
この日は、ラフィット王子がたまたま東京に~っっ ♪
そして、サヴァラン公爵がたまたま来店~っっ ♪
こうなったらお祭りだ!って事で、大田姫(カウンター族)
から頂いた国産ワインを開けちゃいました!とっておきの
ワインは、とっておきの時に開けるのが一番!ですよね!
食とワインをこよなく愛する大田姫の優しさと上品さが
思いっきり伝わってくる、味わい深いワインでした…。
姫~!美味しかった~っ!メルシーボクーでございます~!
ラフィット王子がお土産に下さったチョコレート♪
スイーツ男子からスイーツおじちゃんへの贈り物…
それにしても、カウンター族は楽しい!
彼らがいなかったらお店続けてこれなかったかも… と
思っちゃうくらい、カウンター族というのはクルルにとって
大事な大事な存在なのです。でもね、お喋りしなくたって、
静かにゆっくり食事を楽しんで下さるカウンター族も沢山います
(色んなタイプのカウンター族が居て下さるから楽しいのです)。
カウンター族の条件は、お1人でカウンターに座って、
「ひとり飯」を楽しんで下さること、それだけです。