知ってる人は知ってるし、知らない人は知らないでしょうけど
（そりゃそうだよね）、ランチタイムの営業日を絞りました。
今年から月、水、木、土　の週４日営業にさせて頂きまして、
火曜と金曜日の昼間は、仕込みの時間に充てております。
ええ、そうなんですよ。勝手に変えて本当にスミマセン(-_-;) ！

なもんで、火、金にランチのご予約を下さったお客様からは
残念がられて（泣）、申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、
永くお店を続けるためにも、また、料理の質を向上させ続ける
ためにも、苦渋の決断をした次第でございます。

手間のかかる美味しい料理をもっともっと作るために！

丹波篠山産、猪（イノシシ）のパイ包み焼き
～猪のジュと赤ワインを合わせた芳醇なソースで～

うちのパイ包みは、パイ生地と中のお肉の間に隙間がなく、
空洞になっていません。これって結構珍しい事で、ちょっとした
テクニックを要することです。しかし、このひと手間によって
サクサクのパイとジュ―シーなお肉を同時にお口に入れる
ことが出来るのです。「パイ包み焼き」は、お店の心意気や
料理への信念が現れる料理だと（勝手に）思っています。

手間のかかる料理を、手間を惜しまず作りたい！

あ、これは試作品なので、付け合わせは省略しております
（お客様には素敵なガルニチュールをご用意しております♪）

でも、なんで火、金なの？と、よく聞かれます。
それはですね、月曜（市場の休み明け）にどっさり届いた食材を
その日に下処理、保存、整理（小分けにして真空パックなど）して、
火曜に仕込みを一斉にスタートさせるために火曜を仕込みに使いたい
という事と、木曜（市場の休み明け）にどっさり届く食材をこれまた
その日に下処理して、金曜に仕込みを…というシステムだからです。
人間ですから、年々体力は減っていきますが、年々仕込みの量は
ちょっとずつ増えて行きます（ありがたい事ですが）。その為にも
仕込みの時間を確保することがお店の存続の為、と考えました。

猪のパイ包み焼き、ランチで召し上がっていただけます。
猪肉は、自家製で挽肉にしておりまして、鴨フォワグラとハーブ、
スパイスで美味しいパテに仕上げ、自慢のパイで包み、パリッと
香ばしく焼き上げます。より香り高くジューシーな丹波のイノシシ、
この機会にぜひ～ ♪ ♪