どんなに「俺、美味しい物作れるぜ！」とイキがってみても
お店って 一人じゃ出来ないんですよね、本当に。
フランス料理など海外の文化を取り入れた料理屋は特にそう、
海の向こうから色んな食材やらワインやらを仕入れなければ
お店が成り立たないんですから困ったもんですよ。

そういうお店が密集してる都心ならまだ知らず、うちみたいに
環七を越えちゃった住宅街にポツンとあるような小さいビストロは、
ワイン業者さんやらお肉屋さん、魚屋さんから八百屋さんなど、
いろんなスペシャリストのお力添えで成り立っているんです。

　　     こちら 職人的スーパー営業マン、若井さん
　
フランス産の美味しい食材やワインを持ってきて下さいます！

都内のあらゆるフレンチレストランをまわっている彼は、様々な
有名シェフからも一目置かれる存在。自分の会社の商品を愛し
しっかり勉強しているから、自信を持って魅力的な商品を勧めて
くれるんです。　昔の修行先からのご縁もあって、うちの料理人
とも長いお付き合いをさせて頂いてます（こんな遠い所までいつも
持ってきて頂いてスミマセン…）。同じ品物を買うとしたらやっぱり
信頼できる人から買いたいものです。うちの店としては、業者さん
（会社さん）からというよりも「若井君から買っている」という気持ちで
いつもお願いしているんです。料理人が惚れる男、男が惚れる男、
こういう営業マンと俺は仕事がしたい！と料理人が申しております。

趣味はトライアスロンの若井君、また注文しま〜す。