去年の年末は、もうすっかり元の世界に
戻ったような明るい雰囲気が広がっていました。
懐かしいお客様たちに逢えて、新しいお客様にも
楽しんでいただき、ワインも食材も沢山用意して、
感染症対策には万全を期しつつもやっと忙しい
日常を感じる事が出来て、充実した毎日でした。

しかし楽しいことは続きません。
年が明け、再び不安なニュースが飛び交い、
先が見えない感染症の憂鬱が覆いはじめました。
あんなに鳴っていた予約の電話が、今度は
キャンセルの響きに。また始まっちゃったなぁ‥

しかし、生産者さん達は造り続けています

フランスから届いた美味しいキノコ達！

南仏のシストロン仔羊！

生産者さん、運搬業者さん、ありがとう！

新年会はなくなり、お誕生会も延期‥‥。
キャンセルされる我々よりも、キャンセルする
お客様の方が悲しそうで、切ない日々のやりとり。
久しぶりに大事な人に会って一緒に美味しいもの
食べるのを楽しみにしていたんだろうなぁ。

うっかり悲観的な気分になる事があったり、
まぁ人生ってこんなもんさ！ケセラセラ！と
笑い飛ばしてみたり、我々が一喜一憂しようが
しなかろうが、今この瞬間も世界の生産者さん達は
変わらずせっせと食材を育て、収穫し、選別して、
各国に出荷してくれております。世界の食文化を
守るために、食いしん坊の熱意を守るために。

じゃぁ、こっちだって頑張るよ！

食文化はみんなの努力が繋がっているからね！

さて、時短営業ではありますが、いまのところ
「店閉めろやコラ！」とは言われていないので
（言われてないよね？）今まで通り美味しい
食材を用意して、美味しいもの造り続けます！