あにょらー（仔羊マニア）さん達は、
いわゆる「羊臭い」のが好きな方が多いので、
比較的匂いが少ない赤身だけをお皿にのせるよりも
脂身（より独特の羊香がしっかりついている）が
ついたままの状態の方が好まれたりします。

しかし、今回ご用意しているシストロン仔羊は‥
ごめんなさい、ケモノ臭さが全くないんですよ。
臭いどころか、むしろ甘い香り、わずか生後60日の
春の仔羊。そりゃミルキーでしょ。甘いでしょ。

そして触感は「ふわふわ」なのです

ミネラルを感じる赤身、お砂糖のような脂身

これが羊か！？と思うような優しく美しい肉質。
ケモノ臭さに慣れたあにょらー達にも是非一度
「ベツモノ」として味わって頂きたいのです。

プロヴァンスが誇る、シストロン仔羊

脂身は「フォワグラのよう」だと評されます

標高500ｍの山間部、咲き乱れる自生のハーブと
清らかな湧き水、良質な牧草と美しい山の空気。
地中海性の穏やかな気候としっかり降り注ぐ太陽。
そんなストレスフリーな環境の中でのびのび遊び、
ハーブ香る母乳や瑞々しい牧草で育つ仔羊が、
どうしてケモノ臭くなれましょう！

春の仔羊は春野菜と一緒にどうぞ

朝取りタケノコや葉ニンニク、菜の花やキノコと

しつこいようですが、臭みがありません。
なので、タンニン効いた濃厚な赤ワインとか
クラッシックなボルドータイプを合わせるよりも、
赤い果実の香りたっぷりのブルゴーニュワインや
南仏のロゼ（地のもの同士でぴったり）、若しくは
芳醇な白ワインと相性バツグンです。世の常ならず、
ケモノならず。とにかく、是非一度！！