ちょっと緊張しながら有名な格式ある高級料理屋さんに行ってみたら
お店の方達の心くばりがとても素敵で、周りのお客さんの笑顔にほぐされて
最初の緊張が嘘みたいにリラックスして楽しめることがあったりします。
　そうかと思えば、軽い気持ちでカジュアルな可愛いお店に行ってみたら
想像よりモダンでスタイリッシュな雰囲気だったりして、お客さん達も物静かで、
逆にその緊張感を楽しめたりする場合もあったりします。

高級店か、カジュアルな店か、ということよりも お店側の意識だったり、
「お客様たちと供に作り上げている雰囲気」っていうのが一番そのお店自体を
映す鏡になっているなぁ〜と思ったりして…　
そうなんですよね、色んなお店に食事しに行くのもすごく勉強になるけど、
今 実際にうちの店に通って下さっているお客様とのコミニュケーションこそが、
自分達にとってすごく勉強できる時間だったりするのです。

　　　　　　　　　　　　　　　さて、今日の先生は…　
　　　　　
　　　　　　　　　ワインとチーズをこよなく愛する笑顔の紳士

お客様をおもてなしして癒したいと思っているのに、この紳士がいらっしゃると
逆に癒されちゃうから困っちゃいます。　お酒が大好きで、人が大好きで、いつも
自然とニコニコしていて、会社でも色んな飲食店でも愛されているんだろうなぁ、
というキャラクター。　うちのカウンターでも性別や年齢を超えて人気者なんです。

グラスワインを変える時にご意見を参考にさせて頂いたり、チーズの種類をちょっと
増やしてみたり（メニューに載ってないものもあるんです…）、ベテランワイン呑みとの
何気ない会話は勉強の宝庫、いっぱいお話してもまだまだ話し足りません！
この紳士がカウンターに座っていると、店の雰囲気が勝手に「ザ・ビストロクルル」に
なるんです（自分達が思う「こうありたい店の雰囲気」って事です）。空気ごと美味しくて
リラックスしながら楽しむワインの香り。でもちょっぴりスパイシー、わくわくする感じ…。
そんなお店を、お客様達とこれからも一緒に作っていきたいビストロクルルです。

帰り道で酔って電柱にしがみついちゃうようなキュートな笑顔の紳士ですけど、
冬の間はやめてくださいね、風邪ひくからね。