師匠のおみやげ
竹を割ったようなさっぱりした性格と 時々見せてくれる優しい心配りが
なんだか江戸っ子を思わせる魅力的な女性がカウンターにいらっしゃいます。
短歌を愛し、新陰流(剣術の古武道)の稽古に精を出し、時代劇を見るのが
大好きだけど、実はフランス語も堪能! ワインも日本酒も大好きみたいで、
いっぱい呑んでも酔っ払ってるところを見たことがありません。
彼女の事を、心の中で勝手に「師匠」と呼ばせていただいてます。
江戸っ子みたいだけど実は佐賀の唐津出身の彼女、時々里帰りした時に
色んな美味しい物を持って来て下さるんですが…
今回も 美味しい物を頂いてしまいました!
ドラ焼きじゃなくて、「とらやき」です
手間をかけて外側の生地に香ばしい模様(とら模様)をつけてあるそうです。
中にはキメの細かい白あんがたっぷり… 触るとあまりの柔らかさにびっくり!
普通はお茶で頂くのが王道なんでしょうが、やっぱり営業終わってからだと
どうしてもワインと合わせたくなっちゃうんです。 という訳で、早速…
あぁ〜やっぱり美味しい〜!
生地のしっとり感が半端じゃありませんよ〜!こんなに柔らかいのに
中のあんこがこぼれてこないのが不思議です…。そして、赤ワインと
合ってしまうのもこれまた不思議… 甘さ控えめだけど まったりとした
白あんの美味しさがふわふわの生地に包まれちゃってるわけですよ!
なぜ彼女が持ってきてくれるお土産はいつもこんなに美味しいのか?
旨いものを見つけ出すあの嗅覚、あのセンス、さすが師匠だなぁ…。
彼女の故郷、唐津に行って美味しい物食べつくすツアーがしたい…。
妥協のない旨いもの探しは、まだ始まったばかり。
師匠、今回もごちそうさまでした〜!