味わう舌
フランス料理って言ったら?
鳩?カエル?エスカルゴ?ジビエ?
いやいや、どんな料理もどんな食材も、それだけじゃ成り立ちません。
それを引き立ててくれる、共存して更に高めあってくれる豊かなソースが
なくちゃダメですよね。 ソースの香りだけで食欲に火が点いちゃいそうな、
ソースだけでワインを呑めちゃうような、そんなフランス料理の芳醇なソース…
その中でも、基本のソースって言ったらやっぱりソース・ヴィネグレット。
いわゆるサラダのドレッシングですね。そう、もう、とびきりのドレッシング!
クルル特製サラダ(前菜色々盛り合わせ)
![101017_069 tokuseisarada-1](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/09/20110921_101017_069-300x200.jpg)
クルミのヴィネグレットソースで
ヴィネグレットっていったら何といっても良質な天然由来のオイル。
クルルで使っているのはクルミオイル、エクストラヴァージンオリーブオイル、
グレープシードオイル(どれも身体の内側をキレイにしてくれるオイルです)。
そして南仏カマルグの美味しい天然塩と季節によって色々なスパイス、
酸味と旨味のバランスが絶妙なディジョンマスタード、白ワインビネガー、
そして、そして、最上級のシェリービネガー様!
![画像 520 sheri-1](https://queueleuleu.com/wp-content/uploads/2011/09/20110921________520-300x224.jpg)
ペドロヒュメネス(最高級シェリー)の樽で熟成させたビネガーです
鋭角な酸味と柔らかい旨味、たまらない余韻を作り出してくれる何とも
ありがたいお酢です。 たかがドレッシングと思うなかれ、材料次第で
ヴィネグレットはいくらでも美味しくなるんです。ドレッシングの枠を超えた
豊かなソース、サラダを一段とグレードアップしてくれる最強の裏方です。
そんな訳で、フランス料理といえば1にも2にもヴィネグレット!
そのお店の軸となるソースですからね、色んなビストロやレストランの
ヴィネグレットを食べ比べしてみるのも楽しいし、「味わう舌」の勉強にも
なると思います。繊細な味を見極められたり、繊細な香りや余韻なんかを
理解できてくると、より一層食事の楽しみが広がりますもんね!
(まだまだ勉強中の自分がこんな事言うのもアレなんですが…)
あ、お家で自分流のヴィネグレットを作ってみるのも楽しいものですね!
ワインをついつい多く呑んじゃいそうで困るけどね。