イベリコ豚っていう名前、もうすっかり浸透しましたね。
うちの店も世田谷でオープンした当時はよくやってたんですよ。
「これがイベリコ豚のロティ！どんぐりで育った最高の肉質！」
みたいな。　食べて下さるお客様も 「コレがイベリコ豚かぁ～！
やっぱり旨いねぇ！」なんて喜んで下さってたものです。
その後巷でイベリコ人気が沸騰して、猫も杓子もイベリコ豚、
洋食屋でもバルでもファミレスでもこぞってやり始めちゃったもんで
流行りモノが嫌いなうちの料理人はすぐに手を引いてしまったんです。
せっかくご好評頂いていたのになんだか不完全燃焼な終結で
サービス人の自分としてはもどかしい思いでいた訳なんですが、
ここへ来て再びあの素晴らしいお肉と再開出来る事になりました！

　　ああ、イベリコ豚様！　お久しぶりでございます～！
　
　　　相変わらずど～んとしてらっしゃいますね

　　　　　　そしてこの存在感に溢れた赤身…
　
　　　　　　ドングリを食べ育った最高の肉質！

もはやイベリコ豚は流行りモノではなく、第一級の食材だという事が
世間で定着した今、うちの料理人もようやくイベリコ豚を使いたい！と
思い始めたらしく、今回こうして懐かしい再開を果たした訳なんです。

　　　　やっぱり美味しいものは美味しいですからね
　
　　　　　イベリコ豚骨付きロースのロティ！

今度のスタンスとしては、「これがイベリコ豚！（じゃーん）」ってよりは
「やっぱりイベリコ豚！（しみじみ…）」って感じになるんじゃないかなぁ。
この素晴らしい食材と対等に、もっと素直に、より親密に向き合って
世界から愛される第一級のお肉を、大事に丁寧に焼き上げます！
（料理人が！）